トレーナーの赤松です。
今朝も寒かったですね!
日差しは暖かそうなので、日中の気温上昇に期待です。
【目的は何か?】というタイトルですが、ここでの目的とはエクササイズにおける要点のお話です。
その動作が何を求めているのか?を理解し行えるのが望ましいです。
トレーニング初心者の方にありがちなのですが、回数をこなす事を重視し過ぎると本分を見失う可能性が高いです。
初心者に限った話ではありませんが、間違ったフォームで回数をこなしても思うような成果は得られません。
例えば、AとBいう体格の似た方がいるとします。
二人は同時期にトレーニングを始め頻度や使用重量も同じだとします。(栄養や休養も同条件と考え)
しかし、Aさんばかり良い発達をし、Bさんはそれほど発達していないといった場合、エクササイズのポイントがズレてしまっている可能性が高いです。
同じようなフォームに見えても、目的の筋肉をしっかり稼働させてトレーニング出来ているのと、出来ていない場合があります。
微妙なフォームの違いとコントロールスピードが違えば負荷の掛かり方も違いますし、そのトレーニングの本質を理解しているかが重要です。
分かりやすい例を挙げますと、腹筋の類でとにかく上まで上がる事が正解で、その動作を規定回数こなす事が重要と思われている方が多いです。
そのような方は決まって首を振り、腕の力と体の反動を利用し腹筋動作を行います。
これは、腹筋本来の目的である腹直筋から負荷を逃がすばかりか首を痛めかねません。
反動は最大限抑え、腹筋のみを使い体をコントロールします。
上がる時と戻る時、どちらも筋肉の緊張を抜かないことがポイントです。
見た目上の派手さはありませんが、反動を使った方との成果の差は一目瞭然です。
他の種目でも同じ事です。
胸ならば胸、背中ならば背中をいかに使い刺激を与えれるかが重要であり、充分に使えていないフォームでのエクササイズは効果が低いです。
回数をこなす事に縛られず、如何に目的の筋肉を使い切るか?に重点を置きましょう!
自ずと成果はついてくるはずです。