トレーナーの赤松です。
今日も空は寒々しいですね。(汗)
室内での仕事はそんな事を感じないぐらい暖かいのでありがたいです。
さて、今日はトレーニングにおける【下方修正】のお話。
筋肥大をさせるには、トレーニングのエクササイズレベルを上げていく必要があります。
ウエイトを使用したものなら使用重量や回数やセット数になります。
私の経験上、回数やセット数を増やすより、使用重量を増やす事が一番効率が良いというのが分かっております。
種目によっては回数やセット数を狙うものがあっても構わないと思いますが、効率という点だけで言うと【より深い刺激】が有効という事になります。
ただ、力(記録)というのは、頑張れば伸び続ける訳ではありません。
伸びているうちは何も気にせずひたすら頑張ればよいと思いますが、問題は【伸び悩んだ時】です。
伸び悩んだり、記録が落ちている時は必ず原因があります。
体調や怪我といった理由なら仕方ありませんが、フォームや体の使い方等の技術面に問題がある場合もあります。
軽い負荷では出なかった癖が、限界重量に達した時に出だす事もあります。
技術面を見直す時に有効なのがフォームが崩れないギリギリのラインに重量を【下方修正】し、確認と修正作業をするという事です。
私はこの作業を定期的に入れる事により、怪我を最小限に抑え、記録を伸ばしてきました。
重量を下げる事を嫌う方もおられますが、メンタルだけでテクニカルな部分をカバーする事は難しいです。
目標付近で足踏みを続けるのと、一旦目標から遠のいても最終的に早く目標に達成できるのであれば後退ではなく前進といえるでしょう!
指導するお客様にもこの手法を取り入れることはあります。
皆さんも、伸び悩んでいる場合にこの手法を取り入れてみてはいかがですか?
ただ、正解が分かっていないと有効活用は難しいと思いますので、それを把握し感覚として感じれるようになるのが必須条件になってきます。