こんにちは！トレーナーの中津です。

「ダイエットのために筋トレして筋肉をつけると、太りにくくなるけど、やせにくくもなってしまうのでは？」

という疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

結論からいって、ダイエットのために筋トレをして筋肉をつけたからといって、やせにくくなるということはありません。

それどころか、正しく健康的にダイエットするために、筋肉をつけることは絶対に欠かせません。

では、なぜこのように思われることがあるのかというと、筋肉自体の重さが関係しています。

筋肉の比重は約1.1といわれています。それと比べて、脂肪の比重は0.9です。

つまり、筋肉は脂肪の約1.2倍の重さがあるということです。

たとえばダイエットをして脂肪が落ちて、それと同じ分だけ筋肉が増えたとしたら、理論上体重計の数字自体は増えるということになります。

しかし、ダイエットをして減った脂肪と、同じ量の筋肉を増やすには、それなりのハードな筋トレをしなくてはいけません。

これはボディビルダーレベルにならなければかなり難しいです。

もちろん最初に言った通り、筋肉は重いですから、食事制限だけのダイエットをしてた人が、筋トレを始めたことによって、体重の減り方が以前より少なくなることはあります。

ですが、長い目を見たら筋肉が多いほうが断然良いことがわかります。

筋肉量が増えることにより基礎代謝量が増えて「太りにくいからだ」「燃えやすいからだ」に変わっていくからです。

それに体重計の数字だけが大事ではありません。

体重が多少多くても、筋肉があった方が、引き締まっていて健康的な美しいスタイルになるでしょう。

もちろん体重はひとつの基準ですが、見た目と中身の健康さや美しさも大事な基準です。

筋トレをして筋肉をつける、維持するのは、ダイエットの基礎作りだと思ってください。

すぐにいい効果が出なくても、長い目で見れば必ずやっててよかった思う結果が得られます。

健康的に痩せて、見た目も中身も美しくなりましょう！

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